【整備記録】間違いだらけのエンジンオイル交換

エンジンオイル交換後、

17.59km/L

から、

16.59km/L

へ、

燃費が1.00km/L(5.69%) DOWN⬇

※エンジンオイル「交換前」の燃費：走行距離5,416kmの平均燃費
※エンジンオイル「交換後」の燃費：走行距離4,446kmの平均燃費

エンジンオイル交換後、

40,887円

から、

43,352円

へ、

ガソリン代が2,465円(6.03%) UP⬆

※エンジンオイル「交換前」のガソリン代：走行距離5,416kmの合計ガソリン代
※エンジンオイル「交換後」のガソリン代：走行距離4,446kmの合計ガソリン代

きーぼ

損した…悔しいいいぃ…

2,465円あれば、
フューエルワン（ガソリン添加剤）買えたのに…(T_T)

【結論】
【144,164km走行した「過走行車」へ、
0W-20の「サラサラエンジンオイル」を入れたことが
燃費が落ちた原因と思われる。】

まず、前提として、

「過走行車」では、

エンジン内部の
「シリンダ」と「ピストン」
との間のクリアランス（隙間）が、

摩耗により広がっている
と言う、受け入れがたい事実がある。
（※新車時と比べて）。

このクリアランスの広がりが
原因で起こる
弊害は後述する。

新車時は、
0W-20エンジンオイル推奨車であれば、
0W-20のサラサラオイルを
入れるのが一番燃費に良いだろう。

そのように車両が設計されているのだから。

しかし、

「シリンダ」「ピストン」間の
クリアランスが広がってしまった「過走行車」は、
新車と同じエンジン状態でないことは
強く意識に刻む必要がある。

「過走行車」相応のエンジンオイルを入れるよう、
あなたの意識を変えなければならない。

例えば、
人間は歳を取ると老眼になる。
新聞の文字がぼやけて見えづらくなる。

若者には不要な
ルテイン入りサプリメントを摂り、
新聞の見えづらさを緩和する必要がある。

コレと全く同じで、

長年走行し歳を取った「過走行車」へは
くたびれパワーダウンしたエンジンに応じた
エンジンオイルを
入れてあげる必要がある。

具体的には、

より硬い
エンジンオイルを
入れてあげればいい。

サラサラ低粘度の
エンジンオイルだと、
次の弊害が出る。

低粘度エンジンオイルは
油膜が薄い為、

エンジン燃焼室内で
燃料を爆発させて
生み出されたエネルギーを、
密封できない。

結果、車輪の駆動力への
エネルギー変換ロスが発生する。

変換ロスが発生するから、
変換ロス分だけパワーダウンし、
より強くアクセルを
踏まなければならない。

つまり、

「ガソリン消費量の増加」
＝
「燃費悪化」となる。

長くなった。
まとめる。

あなたの愛車が、
0W-20粘度の
サラサラオイル推奨車であっても、
サラサラオイルで燃費がいいのは
新車まで。

10万㎞走行し
エンジンが経年劣化した
「過走行車」では、

車相応の、
より硬い粘度の
エンジンオイルを
入れる必要がある。
（具体的には、
0W-20推奨車なら、
5W-30粘度のエンジンオイルを
入れる、など）。

より硬いエンジンオイルを入れないと、
薄い油膜のため
ガソリンを爆発させて
発生させた
せっかくのエネルギーを
密封できず、

エネルギーロスが
発生する（パワーダウン）。

その分、
アクセルを踏み込むため、
ガソリン消費量が増加し
燃費は悪化する。